1月2月の家計研究グループの集まりでは、コロナで自粛生活の続いた2020年の決算と2021年へのねがいを込めた生活費全体の予算を聞きあいました。
今回は医療費負担増間近とあって、年代を超えて関心のある医療費を含む「保健衛生費」をとりあげました。
保健衛生費は
①ティッシュペーパーやシャンプーなどの消耗品・化粧品
➁理美容
③薬・医療器具
④医療費
⑤その他 と区分しています。
50代 Tさん 4人家族
単身赴任中の夫・高校生・中学生の子どもの4人家族。
働き盛り、メタボの夫の健康が心配。
時間とお金をケチらず、ちゃんと病院に行ってねと話し、医療費の予算はしっかりとった。(私と娘が皮膚科にあまり行かなくなったので、その分下げました)
化粧品:教育費の山で預貯金引き出し生活のため、長年愛用していた自然材料の化粧品をやめ、安価な生協の無添加化粧品に変えました。
理美容:全員1000円~1500円のカット。私と娘は年2回、息子は3、4回。夫が職業費からだしてくれるときもあるので、予算は1か月1,200円。
医療器具:夫が睡眠時無呼吸症候群で、シーパップのレンタル料がかかります。市販のアレルギー薬、頭痛薬など。
医療費:夫の持病での通院検診、私の整骨院通院、歯医者治療検診、夫と私の人間ドッグ。
その他:息子のコンタクトレンズ代、コロナ対策マスク、消毒薬など
80代 Oさん 1人暮らし
2020年決算は純生活費合計が136,532円で保健衛生費は10,582円。
そのうち医療費の平均は2,701円。高血圧やコレステロールの薬、眼科、歯科、整形外科など通院が増えましたが医療費が1割負担なので少額ですんでいる。
近々医療費負担が2割になりそうですが、若い人の社会保険料の多さを思うと医療費2割負担も仕方ないと思う。その分を見込んで2021年医療費予算は4,000円。
保健衛生費合計の予算は13,000円。
今まで以上に健康に気を付け、また消耗品の使い方にも気を付け過ごしたい。
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